「石の上にも三年」というものをご存じでしょうか?
要するに会社などに就職したら三年は働けということです。
実際私もこの言葉を信じていたので、三年以上は同じ職場で働いていたことがあります。
この記事では
・まだ数カ月しか働いてないけど会社を辞めたい
・退職するか迷っている
このような悩みを持つあなたに必見です。
私の実体験をもとに、石の上にも三年が嘘か本当かを見極めていきたいと思います。
私も同じような悩みを抱えていたことがあるので、あなたに寄り添って考えれるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
石の上にも三年は嘘か本当か
結論を言うと
「三年も働けば実力はつくでしょう」
「他の人からも認められるでしょう」
あなたはこのように疑問に思ったかもしれません。
そしてそれはその通りです。
基本的には三年働けば実力はつきますし、他の人からも認められるようになります。
ですがこれは絶対ではありません。
三年で会社で重要な存在になれる人もいれば、そうでない人もいます。
何故そう言い切れるかというと、過去の自分がまさにそうだったからです。
・嘘といっても人によっては成長出来る人もたくさんいる
本当にその通りだと思いましたし、調べてみると他にも同じようなことを呟いている人もいました。
やはり石の上にも三年には拘らない方が良いですね。
何度も書いてるけど、寿命が100年あるかもしれないのに、苦痛な仕事に耐え続けるのは不毛すぎるし、
石の上にも三年とかって、日本でしか聞かない言葉だし、海外をみると、みなさん転職しまくりなので、
シンプルに「仕事がマジで嫌だ」と思うなら、いったん辞めるのもありです— マナブ@バンコク (@manabubannai) June 17, 2018
石の上にも三年が嘘だった理由を3つ紹介
私は以前ホテルで接客の仕事をしていた経験があります。
入社してから毎日が大変でしたが、それでも三年も働けば成長出来ると期待して仕事をしてました。
しかし現実は違いました。
・直属の上司との相性の悪さ
・レッテル問題
自分の明らかな能力不足
昔の自分は
・不器用(今でも正直不器用です)
・社会について知らなすぎ(今は社会の現状をだいぶ理解してます)
・不勉強すぎる(今は勉強の毎日です)
なぜ接客業を選んだという以前に、まともに社会で通用しない状況でした。
当然このような状況でまともに働けるわけもありません。
日々上司から何かしらの叱咤を受けていて、周りからの信用もない状態でした。
自分は昔はあまりにも世の中の厳しさを知らなすぎたのです。
直属の上司との相性の悪さ
これは誰しもが抱える問題かと思います。
自分もこの問題は抱えていました。
自分の直属の上司になった方は
・とても怒りやすい
・感情に任せて行動する
他にも色々とありますが、簡単に説明するとこのような感じでした。
あなたはすぐ怒る上司はどう思いますか?
大抵の人は印象が良くないことでしょう。
もちろん昔は自分の能力が低かったので、上司のことを悪く言うつもりはありません。
ですがこのような環境で働いたことにより
・上司のご機嫌取りを最優先に仕事をしてしまう
・精神的に参ってしまう
このような悪循環に陥って、ますますパフォーマンスの発揮が難しくなってしまいました。
レッテル問題の発生
あなたはご存じかとは思いますが、念のためレッテルの意味は
要するに一定のイメージをつけられてしまうことです。
会社内で能力が低く、叱咤を繰り返されてる様子は他の社員も見てます。
・しょうがない奴だ
このようなイメージを他の人が持ってしまうのです。
そうなると評価を覆すことはとても大変になります。
更に当時の自分は能力の低さ、上司の問題などもありました。
そのため評価を覆すことは結局出来ませんでした。
今ではもっと早く退職を決めてればと後悔しています。
絶望から立ち上がれた理由を4つ紹介
確かにホテルで働いていたときは毎日が辛くて、死にたくなったことも何度もありました。
ですが私は今この記事を執筆している、つまり生きてます。
絶望的な状況から前に進めた理由については
・色々な世界があると知れた
・趣味が充実していた
・なんだかんた学びが多く成長できた
順番にお伝えしていきます。
人が変わって状況が変化した
会社には人事異動がありますし、退職や入社などで様々な人の入れ替わりが発生します。
私も部署も最初の3年くらいはそういったことが基本的にはありませんでしたが、会社を退職することが決まった数カ月前に人事異動がありました。
私自身は部署を異動しなかったのですが、直属の上司が異動。
新しく来た上司がとても人当たりの良い人でしたので、職場の雰囲気も変わって比較的に穏やかに過ごせる日が明らかに増えました。
この体験から私は関わる人との重要性について、身をもって大切だと思い知りました。
色々な世界があると知れた
ホテルを退職して、転職してみてとにかく世界が広がりました。
総従業員が10名以内の会社に転職したのですが
・基本的にはパーティ、飲み会は経費が出る
・休憩時間が長い時だと5時間以上(もちろん給料は減らされない)
・人当たりがみんな良い
このような感じで、とにかく今までの自分の常識を覆す毎日の連続。
もちろん楽しいばかりでなく、大変なことや怒られたこともありました。
そして訳があって今はもう働いていませんが、間違いなく自分の価値観を良い方向に変えて視野を広げてくれた職場でした。
趣味が充実していた
心が折れなかったのはこれが一番大きかったと思います。
私は昔からゲームが大好きでした。
学生時代もゲームに夢中になって嫌なことを忘れることがありましたが、それは社会人になってからも同じでした。
どんなに職場で嫌なことがあっても、ゲームをやれば気持ちが楽になる。
それを糧に仕事をしていたので、今日まで心が折れずにやっていけたと分析しています。
もしも趣味が何もなかったら、今こうして記事を書いてることもなかったでしょう。
嫌なことを忘れられる趣味がある、それはとても幸せなことだと思いました。
なんだかんた学びが多くて成長できた
石の上にも三年は嘘である、ということはお分かり頂けたかと思います。
しかし全てが無駄かと言われると、決してそんなことはありません。
過去の私は絶望的な状況と言って良いのですが、その中でも
・上司や会社の合う合わないは覆すのが困難だからすぐ逃げることも大切
・反面教師について身をもって知れた
・精神的に打たれ強くなった
簡単に思いつくだけでもこれだけのことを学べました。
このように苦しい体験は人を成長させます。
時には逃げることも大切ですし、または視点を変えてみることも大切です。
ですがそれ以上に学ぶことが多いのも事実なので、石の上にも三年は嘘ですが、私は真っ向からその考え方を否定をしないで今は生きています。
まとめ
・会社が合わなかったらすぐ逃げることは間違いじゃない
・辛い中にも学びや希望がある
・会社の変化を待つのでなく自分が変わることが大切
もし私が10年前の自分にアドバイスを送れるとすれば、上記のことを伝えるでしょう。
また当サイトにはマナブさんの書籍の記事や最強の仕事術の記事もありますので、とても学びが多いためそちらの閲覧を促すかと思います。
今でも三年は最低でも働けとか、我慢が大切と言われる時代です。
もちろん会社にいて幸せだと思うなら5年でも10年でも働くべきですし、何においても我慢が大切なことは理解できます。
今この記事を見ているあなたには、最良の選択を見極め、自分の考えをもって行動していただけたら幸いです。
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