近年はラーメン屋がたくさん増えています。
店舗がたくさんあるということは、それだけ競争も激しいということ。
何の考えもなく経営していたら、店の存続は困難でしょう。
店の存続のために必要なことは、USPなのです。
USPさえしっかり出来れば、店を繁盛させることも夢ではありません。
当サイトではSTP分析や5C分析など、マーケティングの記事も執筆しています。
そしてそのどちらでも必要不可欠なのが、USPの理解なのです。
記事に関してはSTP分析はコチラ、5C分析はコチラから閲覧できますので、よろしければご覧ください。
今回の記事は
・USPの言葉の意味を知りたい
・USPを活用していきたい
この記事はそんなあなたにオススメの記事です。
今回はマーケターだけでなく、ライターにも人気の本である「沈黙のウェブライティング」を参考にしてUSPについてお話していきます。
そちらの本にも分かりやすく解説していますので、オススメの1冊となっています。
ぜひ最後までご覧ください。
USPとは何か
その会社の最大の強みである、他社にはない要素とも言うことが出来るでしょう。
たとえばラーメン屋を想像してみてください。
普通にありふれたラーメンを食べるのも悪くはありませんが、どうせ外食するのなら普段とは違うものを食べたくなりませんか?
あくまでもたとえばの話になりますが、もし行ったラーメン屋が「フカヒレ味噌ラーメン」という珍しいラーメンを低価格で販売していたとしたら、あなたは食べたくなりませんか?
※美味しいかどうかは実際食べたことがないので割愛します
そういったことがまさにUSPなのです。
USPを決める際の2つのポイントについて解説
競合に真似されにくいことにする
いくら小さな会社が苦労して独自性のある商品を開発したとしても、大きな会社が類似品を作って販売して、お客がそっちに流れた。
それではせっかく作った商品が無駄になってしまいます。
小さい会社は知名度や実績の面でも、大きな会社には勝てないのです。
まずはそのことを理解する必要があります。
その会社だから出来ること、他社に絶対真似できないことの考案。
それが考えれないようでは、激しい競争に敗れてしまうことでしょう。
いかに相手に真似させづらくするか、ここが勝負となるのです。
市場を考える
味噌ラーメンなどではありきたりなので、フカヒレ味噌ラーメンを例として考えていきましょう。
味噌ラーメンはどこにでもあります。
正直に言うと、珍しさのかけらもありません。
味噌ラーメンで勝負するとライバルが多く、厳しい戦いになると予想出来ます。
では、フカヒレ味噌ラーメンはどうでしょうか?
実際に「フカヒレラーメン」で検索してみて、フカヒレの入ったラーメン自体は確かに気仙沼などにもありますが、珍しいイメージがありました。
フカヒレラーメンのHPはコチラから閲覧できます。
そのため希少性は味噌ラーメンなどよりは、はるかに高いジャンルであることが分かります。
そしてフカヒレ味噌という記事は見当たりませんでした。
このことからフカヒレ味噌ラーメンはとてもマイナーであることが分かるので、同じステージ(市場)で戦う競合が明らかに少ないということが分かります。
ライバルが減れば市場で勝つ確率も、当然ですが上がります。
敵がいないところで一人勝ち、これが出来れば文句なしでしょう。
USPについて理解しとくべきこと
商売において、全ての人に満足してもらう。
それはとても困難です。
全ての人に好かれることが不可能に近いように、全ての顧客に好かれることは不可能に近い。
これをまず理解する必要があります。
そのためにターゲットを絞り込む必要があります。
全ての人に満足してもらうことを捨てて、特定の濃いファンを作る。
要するに量より質が大事だということです。
全ての人を意識した商品を作ると、結果的にありふれたものが出来てしまう。
そのため特定の層を意識して商品を作ることが、魅力的な商品開発には重要なのです。
魅力のある商品からできた濃いファンは、他社が魅力的な商品を提示したとしても、ずっと自社の商品を応援し続けてくれる可能性が高まります。
そういったファンの増加が、集客の安定に繋がるのです。
まとめ
USPについて改めて振り返ると、オリジナル要素のこと。
オリジナリティ溢れる要素は商品などを販売するにあたってとても重要な要素と言えますので、ブランド力がない限りは無視出来ない内容になります。
人は同じことを繰り返すと飽きてしまう生き物。
そのため真新しいことの導入が、人々の心に刺さることがあるのです。
あなたももし商品を売る立場になったのであれば、USPを意識することは必要不可欠になってくると思いますので、ぜひこの機会に覚えましょう。
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